需要と供給?

いま、製造業を中心にして、日本全体で人員整理している。すなわち、総需要を満たすに十分すぎる労働力が国内にある、ってこと? 冷静に考えるとすごいな。その人員を別の需要に振り分けられたらいいんだろうけど、できないんだろうなぁ。今は、少なくとも既存品には需要がなく、その結果、供給のための設備(労働力も含む)が過剰になっている、と個人的には解釈している。結局、設備過剰ってことは、需要以上の設備を抱えているわけで。本当に過剰なら、削減されていかざるを得ない。買ってくれないもの作っても、仕方ないし。

んで、"何作るか?"って話になるけど、それが分かれば苦労しない。"需要の飽和"とは、社会のニーズが変わってきた、ってことなのか、って最近考えてる。何にどう変わっていくのか、そこを見極められたらいいけど。今後どうなっていくのかわからないから、自分で調べて、考えて、備えるしかないのか。新しい需要とは、どういうものになるんだろうか。新たな工業製品なのか。工業製品といっても、既存の製造業の大量生産ではなく、別業態になるのか。あるいは、サービス形態なのか。考えるのは、なかなか難しいけど、仕方ないな。


"需要の飽和"でぐぐったら、"経済構造改革への課題と展望 −東京大学大学院経済学研究科 吉川教授よりきく"って出てきた。"高付加価値を生む源泉は人的資本である"と書いてある。人が何か新しい需要を開拓するしかない、ということだと思うけど、過剰な設備(労働力)を活用するための、新たな需要開拓ってことになるのか。供給体制を与件として需要を創出するって、なんか話がひっくり返ってる。


また、ワークシェアリングってことがよく話題に出てるけど、みんなどういう仕事内容をイメージして議論しているんだろうか。個人的に、そこがわからない。専門的なことって、そう簡単に人を入れ替えられるとは思えないし、技術や知識の習得にも時間がかかる。そう考えると、シェアできる業務内容って、限られているような気がする。


また、書きながら分からなくなってきたので、このくらいで止めとく。